良い求人の選び方

良い求人に出会うための3つのチェックポイント

求人情報を見ることは転職や再就職の第一歩です。

なるべくなら、良い職場と出会いたいものです。

ここでは、求人情報の見方を中心に、良い求人に出会うための3つのチェックポイントをご紹介します。

必要な情報が開示されているかどうかをチェック

情報全体をくまなく確認する

2018年1月1日より、労働者の募集や求人申込みの制度が変わりました。それに伴って、求人をする際に開示すべき情報が以前よりも増えています。(参考図)

求人を見る際には、これらの情報がきちんと開示されているかどうかを確認してください。

これらの情報が正しく開示されていれば、事前に内容を確認することができ、就業後のトラブルを未然に防ぐことができます。

一方で、これらの情報が正しく開示されていない場合、その会社は、職業安定法をはじめとする労働に関する法律にあまり興味がないことも考えられます。

労働に関する法律に興味が低い企業は、法律を無視した働き方を要求してくる確率が高まります。

情報の開示が正しく行われていない求人には手を出さないことは、良い職場と出会うために必要なことです。

求人情報は、あなたとあなたの働く場所を繋ぐファーストコンタクトとなるものです。

後のトラブルを避けるためにも、事前にしっかりと正しく情報開示されているかどうかをチェックしましょう。

最低限明示しなければならない労働条件等

求人申し込みの際に労働条件の明示が必要な項目

参考図:平成29年職業安定法の改正について 「求職者の皆様へ」リーフレットより
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000171017_4.pdf

試用期間中の労働条件について

試用期間は、長期雇用を前提とした“お試し期間“です。

多くの場合、企業側がその人の適性を観察、評価する期間として、3か月~6か月程度の期間が設けられています。

試用期間終了後に、双方の合意の上で本採用するケースがほとんどですが、試用期間中や試用期間満了と同時に退職を願い出ることも可能です。

試用期間は、働く側にとっても、新しい職場の様子を直接確かめられる大切な期間なのです。

特に、転職の際には、試用期間はとても大切な時期となります。

その理由は、

『前職ではリーダーとして仕事ができる人が評価されていたけれども、新しい職場ではリーダーの指示に従いながら仕事ができる人材が必要とされている』

『これまでの経験よりも新しい組織でのやり方に従うことを求められる』

など、
同じ職種であっても、前の職場とこれから働く職場で評価基準が違うことがあるからです。

これから働く職場だからこそ、試用期間を大切に過ごしたいものです。

試用期間中も労働契約が成立していますので、労働契約書、就業規則については事前にしっかりチェックしておきましょう。

固定残業代について

固定産業代とは、「毎月X時間程度は残業する」ことが前提となっているので、X時間以内の残業については、残業代を給与に含むという給与形態を指します。

この給与形態の場合、X時間までの残業代は基本給として支払われますが、残業代が基本給と別で支払われると考える人も少なくないため、トラブルとなる可能性があります。

このようなトラブルをなくすために、改正職業安定法では、固定残業代についての詳細を明確にすることが義務付けられました。

求人情報を見る際には、固定残業代制度が導入されているかどうかを確認しましょう。

固定残業代制度が導入されている場合は、基本給と残業代が明確に区別されているかどうかを確認しておきましょう。

コメントをチェック

求人情報には、労働に関する情報だけでなく、【アットホームな雰囲気です。】、【子育て中の方を応援します。】など、企業がアピールしたいポイントや、企業の思いが記載されていることがあります。

このコメントに目を通すことで、企業が求めている人材像を把握することができます。

中途採用を希望する場合は、ある程度のスキルや経験を持っている人材を求めていることがほとんどです。

企業からどのような働きを期待されているのかを意識して求人情報を見てみましょう。

求人情報に【年齢不問】、【未経験者歓迎】、【資格不問】など、これまでのスキルや経験を問わないという雰囲気のコメントが多用されている場合には注意が必要です。

もちろん、このようなコメントが悪いというわけではありませんが、中には、『誰でもいいから人手が欲しい』というメッセージが隠されている場合があります。

しかも、“誰でもいい”は、実は誰でも良いわけではなく、次にご紹介するような人材を求めていることがほとんどです。

  • とにかく忙しいので、その忙しさの中でがむしゃらに働いてくれる人がいい。
  • 離職率が高いので、すぐに退職することを見越して求人を出している。
  • スキルを必要としない仕事をしてくれる人材が欲しい。(給与UPなど、待遇面では期待できない。)

しっかりとした経営をしている企業は、自社で必要とする人材が明確になっています。

あいまいな表現や、誰でも良いと読み取れるような表現をしている求人を避けることで、信頼できる職場と出会う確率がUPします。

第三者の意見をチェック

その企業で働いた経験のある方や、取引をしている方などの意見は、企業の様子を知るためにとても参考になります。

最近ではインターネット上で企業の評判や口コミを見つけることが可能ですので、様々な意見を参考にしましょう。

意見を参考にするときには、人の意見をそのまま受け入れるのではなく、中立の立場で意見を判断することが大切です。

例えば、同じ内容の話であっても、あなたの知り合いから話を聞く場合と、あなたの知らない人から話を聞く場合では印象が異なります。

また、インターネット上の口コミの多くは、その企業を離れた人が書き込むことが多いことも知っておきましょう。

その企業を離れた人は、何らかの理由でその企業に不満を持っていることが考えられます。

そういった人が書き込む口コミは、悪気はなくとも悪い評価に傾きがちです。

情報を活用する際には、その情報のバックボーンにも気を配るようにしましょう。

良い求人に出会うための3つのチェックポイント

  1. 求人情報に必要な情報が記載されているかをチェックする。
  2. 企業からのコメントを読んで、どのような人材を求めているかをチェックする。
  3. その企業を知るために、第三者の情報を中立の立場でチェックする。


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